2014年8月21日木曜日

嘘は嘘であると見抜けないとネットを使うのは難しい

印象操作って、本当に簡単に出来るんだなあ。プロパガンダって簡単なんだと思う。

例えば、これ。


舛添知事が韓国に便宜を図る!って内容のコピペblog記事なんだけど。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1806703.html


これを読んで、そのまま受け取った場合に思いそうな事。

・舛添知事は売国奴

・そーいや以前「朝鮮飲み」してる画像あったよな…

・当選するまで皮被っておいて、当選したら本性剥き出しかよ

・やっぱり彼は在日?


しかしこれは事実なんだろうか。僕の答え(感想)は「分からない。ただ、こういう話があった事だけ記憶しておく」

もっと興味があり、この件について話したいなら三次か四次かわからないこんなコピペblogじゃなく、もっと上位の情報源から確証を得るまでは判断しない。寧ろどちらかと言うと少しだけ好意的な方に解釈しておく。

(先入観、特に負の感情は判断を常にそちらに捻じ曲げるから)


調べた結果、本当に彼の真意が韓国媚びにあるのだったら僕もそれは無いわと思う。ただ、彼本人とも面識無いし都政の実情も知らないし、そもそも彼がテレビに出てた時代も知事になってからどんな事言ってたかも知らないから。(都民じゃないからね)


んで、彼の事をよく知らないのに、このまとめの中とかネットで彼を売国奴!左翼!朝鮮人!在日!って罵ってる人達って多いじゃないかなあ。だって彼と面識のある人なんて、この広大なネットで数少ないよね。


だけど、このまとめ記事見ると全員が舛添は売国奴!敵!悪い奴!って言ってる様に見える。そうする為に恣意的にレスを抽出してるんだろうけど。そうして悪印象を与え、意識操作を行い、洗脳・プロパガンダが完了する。

これはいわゆるネトウヨ(こういうレッテル貼りもダメなんだけど、便宜上あえて呼ぶ)が嫌いな「マスゴミ」がやってきた手法と何ら違いは無い。



そして常々思うんだけど、ネットでまことしやかに言われてる事ほどデタラメ過ぎて笑える。

僕は最近たまたま著名な人と知り合いになったりする機会が増え、その人達或いは企業や団体について書かれている内容を見て、良い事悪い事問わず適当に印象や想像むしろ妄想の類で書かれてる文章の多いこと多いこと…



ひろゆきさんの言っていた「嘘は嘘であると…」の波は今はtwitterとコピペまとめサイトに来てるんだろうなぁ。デマtweetやらこの手のblogがそうだけど、とにかくセンセーショナルな、キャッチーな記事タイトルばかり。人目を引く為の手法だけど、要は東スポ作戦だよね。


人間は、自分がそうだと信じたい話を見たがるし、それが存在すれば擁護したくなる。だけど、現実を見ずに手放しにそういうのだけ摘まんで行ったら、言ってる事は立派だけど脳内お花畑の頭でっかちな人になってしまう。

世界中の一秒前の情報が指先一つで手に入る今だからこそ、そうならない様に気を付けないといつの間にか誰かに洗脳されかねないね。

時々自分がどこに立って居るか冷静に見返す大事さは忘れないでいきたい。


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